ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる! 【山口県 阿武川温泉 萩温泉 長門温泉】

f:id:Onsen-Gourmet:20200617115105j:plain


My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』

再訪したい温泉 シリーズ NO.038

 

ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!

 

山口県 阿武川温泉 萩温泉 長門温泉】

阿武川温泉(あぶがわおんせん)は山口県萩市川上にある温泉。萩市は、中国地方の西部、山口県の北部に位置する日本海に面した街。

萩市川上の阿武川沿いにある温泉施設、“ 豊かな水と美しい自然に囲まれた温泉 ”。

ここに天然温泉で、公営の日帰り入浴施設、『阿武川温泉ふれあい会館』がある。が、温泉宿はなく、当然、温泉街と呼べるものもない。

 

1966年から始まった阿武川ダムの建設に際して、ダム下流部に雪の積もらない一角があるのを関係者が見つけ、そこをボーリングしたところ温泉が湧出し、発見された。ダム建設の際に見つかった温泉は全国的にもほとんど例がない。

 

内湯は加温・循環だが、非加温の源泉を注水して温度を調節している。露天風呂には加温浴槽と、非加温の源泉かけ流し風呂がある。硫化水素臭が感知され、温泉評論家・温泉チャンピオン “雲の上”の師匠、#郡司勇 先生は、「良い源泉をうまく使っている温泉」、「特に露天風呂には源泉風呂があり32度ほどの湯温になっているが、100% 源泉掛け流しで感動した。」と評している。

山口県内の温泉はすべて非火山性であるため源泉温度が25度未満のものも数多くある。

 

<泉質>

アルカリ性単純温泉

源泉温度34.7度。

 

萩温泉(はぎおんせん)は、日本海に面した山口県萩市にある温泉。

2015年大河ドラマ「花燃ゆ」のロケ地にもなり、話題となった山口県萩市。修学旅行で訪れる客も多く、山陰の人気コースに組み入れられる。

先ずは、「松陰神社」・「松下村塾」、 絶景の萩城跡を眺める「指月公園」・「鍵曲」、歴史好きなら必見「高杉晋作誕生地」、歴史と情緒あふれる建物「旧:萩藩校明倫館」、伝統の萩焼を体験「萩焼会館」、萩を一望するなら「吉田松陰誕生地」、萩の海の幸を食べ尽くす「道の駅萩しーまーと」など、魅力的なスポットがたくさんある。

元々、萩市中心部は阿武川の三角州で成り立つ土地であり、周辺の観光地に温泉がある中で、温泉とは無縁の地であった。その中で、旅館を営む松村勇が「萩市の活性化のために、地元のために」と考え、温泉採掘に挑んだそうだ。

 

<泉質>

カルシウム・ナトリウム - 塩化物泉。

源泉温度28.3度~34.3度。

 

長門湯本温泉(ながとゆもとおんせん)は、山口県長門市にある温泉。長門を付けずに、偏に、「湯本」と表記しても「長門」(長門湯本温泉)を指す。山口県を代表する温泉、「防長四湯」の一つである。(他は、山口市 湯田温泉長門市 俵山温泉、 下関市 川棚温泉

音信川(おとずれがわ)沿いに温泉街が広がっていて、比較的大規模な温泉旅館が林立し、山口市湯田温泉と並び、山口県を訪れる団体観光客の主要な宿泊地ともなっている。中でも 『 大谷山荘 』 は、日本温泉遺産を守る会により温泉遺産(源泉掛け流し風呂)に認定されている。 とても素晴らしい、格式高い立派な旅館だ。

 

今年3月18日に『恩湯(おんとう)』がリニューアルオープンし、源泉が岩盤からあふれる様子を眺められる新たな日帰り浴場が利用できるようになった。

街の中ほどに架かる、朱塗りの擬宝珠の八千代橋を入口に持つ『恩湯(おんとう)』は、寺院構えの赤い瓦屋根と「湯本温泉」のネオンがレトロで、懐かしさが漂う建物。ここが温泉湧出の原点で『元湯』といわれ、源泉は、湯口付近の地下から湧出している。もちろん源泉100% で加温も加水もしていない。住吉大明神湧出の温泉ということで、男女の浴場の壁には古風住吉大明神のレリーフの石像が祀ってある。

 

また、2014年に経営破綻した旅館跡に、同じく今年3月12日に「 星野リゾート長門 」がOPENした。

これも一つの地域活性化、地方創生のカタチではある。。。

 

長門湯本温泉は、高度経済成長時代には約40万人の旅行客が訪れていたが、旅行スタイルの変化などから2014年には約20万人まで減少。そこで長門市が主体となり、2014年から温泉街の再生に向けた取り組みがスタートした。

 

長門湯本温泉観光まちづくり計画」では、魅力的な温泉街を生み出す6つの要素(「外湯」、「食べ歩き」、「文化体験」、「回遊性」、「絵になる場所」、「休む・佇む空間」)を表現し、統一感のある開発や、持続可能な観光地経営につなげていくために、事業推進を図っている。

 

このように、「地域活性化」・「地方創生」等々、類する表現は多数あるが、 人口減少社会、高齢社会等といった様々な局面を迎えるにあたって、なぜ、「地域活性化」・「地方創生」なのか?

 

大切なのは、過去・現在・将来を見据えた時間軸である。

 

“ 過去 ” を基準に考えるのが「地域活性化」であるとするならば、今ある魅力ある観光資源を活かして、“ 希望を持てる地域 ” を創っていこうという、“ 将来 ” を基準として考えるのが「地方創生」ではないか。。。。。

 

頑張ろう! 『温泉観光士♨️』・『温泉観光実践士♨️』

 

OPENとともにコロナ禍・・・! これからの長門湯本温泉に大いに期待している。

星野リゾート界」の底力に期待し、お手並み拝見というところか?な。

 

<泉質>

アルカリ性単純泉

 

#温泉 #温泉再生 #地域再生 #地方創生 #経済再生 #地域活性化 #再訪したい温泉 #郡司勇 #温泉観光士 #温泉観光実践士 #阿武川温泉ふれあい会館 #恩湯 #にっぽんの名湯 #にっぽんの秘湯 #温泉ソムリエ