ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる! 【福井県 あわら温泉】

My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』

再訪したい温泉 シリーズ NO.036

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ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!

 

福井県 あわら温泉

芦原温泉(あわらおんせん)は、福井県あわら市にある温泉。芦原町と金津町が合併して、あわら市が発足してからは「あわら温泉」と表記されることが多くなっている。福井県屈指の温泉街として「関西の奥座敷」と呼ばれ、昔から多くの文人・墨客に愛されてきた。温泉療法医がすすめる名湯百選にも選ばれている。

開湯は、明治16年。一帯は田園地帯。水稲耕作以外これといった作物も育たない湿地帯で、農地の灌漑工事を行っている最中に温泉が噴出し、偶然発見された。温泉地としては後発であったが、大正から昭和初期の旅行・観光ブームに乗って発展した温泉地である。

昭和31年に温泉街一帯が大火に見舞われ300棟以上が焼失し、温泉街はすっかりなくなってしまった。新たな都市計画の下、今日の “ 碁盤目上に区画された温泉街 ” に整備された。元々、田園地帯で風情が乏しかったため、近代的な建築に庭園の整備や露天風呂などを設え、風情のあるものに再整備された。その後は、落ち着いた佇まいが人気を呼び、また永平寺の精進落としの湯、「関西地方の奥座敷」として発展を遂げ、現在に至る。

2年前に再び火災で焼けた、あわら温泉の老舗旅館『べにや』は、「風速四十米」・「嵐を呼ぶ男」、石原裕次郎がこよなく愛した宿だった。その後も、舘ひろしなど石原軍団の俳優さんたちがお忍びで訪れたこともあったようだ。老舗旅館『べにや』は、今年の夏に営業再開を目指していたが、再建計画は順調か?とても気になる。

かつては、歓楽温泉?としても発展していたが、残念ながら?今は、温泉街にその要素は極めて少なく、落ち着いた雰囲気のある温泉街を作っている。周囲は坂井平野に広がる水田に囲まれていて、平坦な街並み。あわら温泉の玄関口の一つ、 “ えちぜん鉄道三国芦原線 ” の駅、「あわら湯のまち駅」で貸し出しされるレンタルサイクルで回遊するのも気持ちいい。

2006年から、観光協会から「湯めぐり手形」が発行され、温泉街の19の宿の湯をどこでも楽しめるようになった。

 

<泉質>

含塩化土類食塩泉。

各施設がそれぞれ源泉を持っており、源泉数は46箇所ある。源泉によって泉温が33.5度〜77.5度と異なるほか、泉質も微妙に異なる。

 

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