ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる! 【長野県 湯田中・渋温泉郷 湯田中温泉 & 渋温泉】

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My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』

再訪したい温泉 シリーズ NO.029

 

ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!

 

【長野県 湯田中渋温泉郷 湯田中温泉渋温泉

湯田中渋温泉郷(ゆだなか・しぶおんせんきょう)は、長野県下高井郡山ノ内町の横湯川、夜間瀬川流域に点在する9つの温泉の総称である。沓野温泉を含めて10の温泉として扱う場合もある。旅館、ホテルも約100軒あり、大型旅館や最新の都市型ホテル、和風の伝統的な木造旅館など、個性的な施設も多い。温泉郷内の「共同浴場」の数は、別府温泉に次ぐ国内第二位の軒数を誇る。“ 大湯 ”とよばれる「共同浴場」が六ヶ所あるのは日本ではこの温泉郷だけである。

湯田中温泉渋温泉(ゆだなかおんせん・しぶおんせん)は、長野県下高井郡山ノ内町にある温泉。

規模の大きなホテルや創業が古い旅館などが多数軒存在し、駅から夜間瀬川沿いの高台方向にみやげ物屋や飲食店などが点在し、温泉街を形成している。

湯田中温泉  』の共同浴場は「大湯」、「綿の湯」、「わしの湯」、「千代の湯」、「滝の湯」、「白樺の湯」、「弥勒の湯」、「平和の湯」、「脚気の湯」と9軒存在する。以前、各外湯は、管理している地元の温泉組合員しか利用できなかったが、近年、宿泊客は、宿泊した旅館が所属している温泉組合の外湯なら、入ることができるようになった。正に、外湯めぐりの楽しさが味わえる。

 

<主な泉質>

塩化物泉。硫黄泉。

 

渋温泉 』 は、石畳の道に木造建築の旅館がノスタルジックに並ぶ。渋温泉もまた外湯巡りが有名で共同浴場が9軒存在し、「一番湯・初湯」、「二番湯・笹の湯」、「三番湯・綿の湯」、「四番湯・竹の湯」、「五番湯・松の湯」、「六番湯・目洗い湯」、「七番湯・七操の湯」、「八番湯・神明滝の湯」、「九番湯・大湯」とあり、それぞれ泉質・効能が微妙に異なる。いずれも宿泊客および地元住民専用であり、どの浴場にも共通鍵がかけられているが、渋温泉の宿泊者には無料で外湯の鍵が貸し出され、「9つの外湯めぐり」を楽しむことができる。チェックインの際に各宿で借りることができる。宿でチェックインを済ませた後、私も、早速、外湯めぐりに出かけた。「巡浴祈願手拭い」という手ぬぐいと浴場の共通鍵を持ち歩きながら湯めぐり(スタンプラリー)をするのが楽しい。この手ぬぐいに各外湯にて御朱印を押し、9つの外湯全てで受印し、「九番湯・大湯」前の高台にある高薬師に参詣すると、“ 満願成就する ”といわれている。

 

渋温泉 『歴史の宿 金具屋』は、登録有形文化財の宿。

江戸時代から地域の人々の心身を整える療養や遊興のために営業。昭和初期には、だれでも遠くに出かけられる時代になり “ 観光目的” で訪れる客も増えた。太平洋戦争の最中にも多くの方が療養に訪れていたようだ。歴史の重みを感じる特別な「宿」である。

昭和11年に完成した木造4階建ての「金具屋斉月楼」と「金具屋大広間」が平成15年に国の登録有形文化財に認定された。施主は六代目西山平四郎、棟梁は小布施の三田清助。大正から昭和にかけて鉄道網が完成し都会からの観光旅行の波が来るとなった頃、六代目はそれまでの療養宿ではなく絢爛豪華な観光旅館を目指すためにこれらの建物の建設を計画した。

 

<主な泉質>

単純温泉。塩化物泉。

 

 

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